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(回答先: 「救う会」は、「家族会」を政治的に利用し、拉致被害者の願いを先送りし、日本に大災厄を招こうとしている 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 12 日 20:34:35)
もし北朝鮮が中国やベトナムのような集団指導体制の国なら、交渉によってそれなりの成果も上がると思います。また金正日が旧ユーゴのチトー大統領のような人物だったら、それなりの意義もあるでしょう。
しかし今のような、金正日を中心とした独裁体制が続くようではマトモな交渉は無理です。韓国の太陽政策のように、ただカネをとられるだけで終るでしょう。
拉致問題が日朝交渉を妨げているのではなく、交渉相手が信用できない事が最大の問題なのではありませんか?
「トップが替わらん限りどうしようもない」
と、中国もロシアも匙を投げて静観しているようですし。
それから、「ミサイルが東京に飛んでくる」云々の話がありますが、僕は撃たないと考えています。
イラクがイスラエルをミサイル攻撃する場合と違い、実際に撃ってしまったら、それこそ金正日は自分で自分の首を絞めることになる。「沈黙の艦隊」ではありませんが、ミサイルや核兵器がその威力を発揮するのは、威嚇においてのみです。
金正日は追い詰められて自暴自棄になるような、ヤワな男では在りません。北朝鮮国民全員を死なせてでも、自分自身が生き延びる事を考えるでしょう。
(実際に会った事はありませんけどネ)
こちらにとって有利でも相手にとってより有利な手段は取るべきではありません。逆にこちらには不利でも、相手にとってより不利な手段なら実行するべきです。
大事なのは相手の土俵に乗ることではなく、こちらの土俵にのせること。
それは、あっしらさんが一番分っておられることではありませんか。