現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 中国残留日本人孤児637人が国に損害賠償求め提訴 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 20 日 17:45:02)
確かに戦後長年にわたって中国残留日本人孤児を帰国させられなかったのは日本としても悔やむべきところであると思います。
ロシア革命語のシベリアでのポーランド人孤児の救出に当時のポーランド人が各国に援助を訴え続け、最後に日本が手を貸したことから比べれば惨めな状況だといえます。
ただ以下はボランティアで墨田区にある残留孤児定着センターで通訳を務める人から直接聞いた話です。彼女は私の親友の台湾人の奥様で、日中両国語が出来るのでこのボランティアを頼まれて始めたそうです。帰国者の家族の役所との折衝と義務教育年齢の子供が学校に就学した場合、最初の三ヶ月は子供に1日付き添って授業中も休み時間も通訳をします。それを通しての見聞です。
1)少なからずの残留孤児家族は援助金を当てにすることを第一
目標で、最初に役所に出向いたときに開口一番「お金はいく らもらえるのですか」と説明を十分聞かずに質問を繰り返す
2)すでに残留孤児当人は50台の後半であるが、その子供の世 代に勤労意欲が乏しい。
3)子供たちも小学校高学年となると意識が中国人そのものなの で、言葉が通じないストレスもありけんかが絶えない。素直 に謝ればよい場面で謝らないので、しこりが残りイジメの対 象になりやすい。(日本の習慣に溶け込みにくい)
4)都合の良いときには日本人であることを主張し(援助金の受 給など)、都合の悪いときには中国人であると主張し(自分 の非を責められると私は中国人だから仕方ないという)、一 貫しないので信用されにくくなる。
もちろん全員が援助金の受給だけで働かずにすまそうと考えているわけではないのですが、急に無償で援助金が出ることによって勤労意欲が減退して、結果として生活保護のままになったり、中国マフィアの手先になって不良化する傾向が顕著だそうです。
これには不景気に拠る就職機会の減少もあるとは思います。ただし、むしろ真面目に働いている在日中国人のほうがうまく日本社会に溶け込んでいるように見えるとのこと。
残留孤児のご家族当人には大変であろうとはおもいますが、帰国した以上はあくまでも日本国民であり労働と納税の義務があることを自覚してもらい、残留孤児としての無償援助金支給はその期間を短くして、あとは自立援助を行い、習慣の激変による心のケアなどを充実するほうがよいのではないかと思います。
今のままでは不良化した残留孤児二世や三世が増えるだけで、かえって彼らの人生が悪いほうに狂ってしまう。その点では韓国朝鮮の在日の二世の方々のほうが日本国籍がなくとも、多少の摩擦はあれ賢明に生活を自立させていると感じています。
この残留孤児問題では安易な同情は却って福祉を食い物にする習慣を根付かせるだけで、定着事業の目的である健全な生活の自立は困難であると思います。