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(回答先: Re: アメリカ市民の政治的アパシー(無気力)が事態を悪化させている。 投稿者 超青空 日時 2002 年 11 月 07 日 18:09:30)
「米国民の反撃」については、すぐにとは思っていませんが、それほど悲観的な見通しではありません。(「日本国民の反撃」のほうが悲観的な見通しを持っています(笑))
“独裁”は治安だけでは維持できません。とりわけ、インチキ選挙で民意と異なる政策を採る独裁政権は危うい存在です。
耐乏生活でももつとすればそれを補う理念的な支えがあるか、自由主義のように国家としての確固たる統合理念がなければ経済的なメリットがなければ維持できないものです。
米国経済は今後さらに不況の度合いを深めていきます。失業者の増加や保有住宅の売却など多くの国民が経済的災厄に見舞われることになります。
このような経済状況の長期化は、民意を覆して権力を維持している政治勢力への反撃を誘発するはずです。(昨年からの鬱積が積もり続けているのですから、きっかけがあれば大きなうねりになると思われます)
ブッシュ政権は“強硬鉄砲玉政権”でしかないと思っていますから、支配層は、その後で必要になる“穏健外交派政権”の青写真を用意していると推察しています。
“強硬鉄砲玉政権”がさらに必要な情勢であればブッシュ政権は“不正選挙”で2期目に入り、必要がなくなれば“不正選挙”により1期で終わりということになるでしょう。
外交は主体的判断でなんとかなる米国も、経済については冷徹な論理を覆すことはできません。経済を良化できなければ、米国政治は混迷に向かうことになるでしょう。
ピーター・ジェニングスが外交問題評議会のメンバーであることは知りませんでした。
情報ありがとうございます。彼は、“穏健外交派”なのかしら?