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(回答先: モスクワの劇場に武装集団、500人以上人質(読売新聞) 投稿者 ネバーベンド 日時 2002 年 10 月 24 日 13:40:50)
【モスクワ24日=夕刊フジ特電】
楽しい観劇が突然のテロリストの襲撃で恐怖のどん底に−。23日午後9時(日本時間24日午前2時)ごろ、ロシアの首都、モスクワ南東部のミュージカル劇場に自動小銃や爆発物で武装したテロリストが押し入り、大勢の観劇中の観客らを人質に立てこもった。人質は400−700人と推測され、日本人はいないもよう。テロリストらは、チェチェン共和国のロシアからの分離・独立を目指すイスラム過激派とみられ、ロシア軍のチェチェンでの軍事作戦を終了させるよう要求している。
人気ミュージカル「ノルト・オスト」の第2幕。突然、黒い覆面姿のテロリストが自動小銃を天井に向け発砲。俳優らに観客席の最前列に座るよう命令し、劇場内に爆発物を仕掛けると宣言した。
事件直後、観客が携帯電話でロシアのラジオ局に電話をかけ、「テロリストは仲間のうち1人が警察に殺されれば観客10人を殺すと言っている」「爆発物を体に巻いている」と伝えてきた。
テロリストはこれまでに子どもや妊婦、外国人、イスラム教徒を解放。警察当局者は解放された人の数を150人としている。ホールに血だまりがあるという情報もあり、けが人が出ている可能性もある。
犯人の数について、ロシアのインタファクス通信は、同局の女性記者が人質の中にいて、携帯電話で連絡を通じ「犯人は20人ぐらい」としている。一方で、ロシア政府は40−50人と推測。警察のほか特殊部隊「アルファ」を投入、劇場を取り囲んでいる。
テロリストの目的は、チェチェンの分離独立運動を巡って1999年から続いているロシア軍の作戦行動の即時中止とみられる。また、チェチェンのイスラム武装勢力がインターネットを通じて犯行を認め、「決死の覚悟で作戦を決行した。治安部隊が突入すれば建物を爆破する」と脅している。