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(回答先: イスラエル軍、自治政府議長府に戦車で侵攻〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 20 日 06:43:39)
【カイロ=松尾博文】イスラエル軍は19日夜、ヨルダン川西岸ラマラのパレスチナ自治政府議長府を包囲、アラファト自治政府議長を再び監禁下に置いた。同日テルアビブで起きたパレスチナ過激派による自爆テロへの報復。8月上旬以降沈静化に向かっていたパレスチナ情勢は再び緊迫の度を高めている。
イスラエル軍は3月末の自治区侵攻の際、1カ月以上にわたってアラファト議長を議長府内の一室に監禁した。議長を再び閉じこめることで圧力をかける狙いがあるとみられ、今後、議長排除を強行する可能性もある。
イスラエル政府は19日夕、自爆テロへの対応をめぐって緊急閣議を開き、アラファト議長を外部から孤立させ、議長府内にいるとされる指名手配中の過激派約20人の引き渡しを求めることを決めた。
閣議決定を受けて戦車部隊がラマラへ侵攻、パレスチナ治安警察との間で銃撃戦が発生した。ロイター通信がアラファト議長の警護隊からの情報として報じたところによると、パレスチナ側の2人が負傷したが、議長は無事だとしている。
軍は指名手配中の過激派の投降を呼びかけおり、同日夜までに8人が投降に応じた。またナブルスやジェニンなど西岸五都市に外出禁止令を出したほか、ガザ地区にも戦車部隊が侵攻した。
イスラエルでは18、19日と2日連続で自爆テロが起き、8月上旬から止まっていたテロが再発した。