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【テヘラン14日共同】
サウジアラビアを訪問中のハタミ・イラン大統領は14日、ジッダでサウジの国王代行であるアブドラ皇太子と会談した。両者は米国による対イラク攻撃への反対の立場で一致、中東地域の安定のための協力の必要性を強調した。国営イラン通信が伝えた。
ハタミ大統領は「大国が暴力に訴える政策を取り続けるならば、世界の平和と安全は危険にさらされる」と主張。イランとサウジの協力関係が地域にとっても利益になると指摘した。
アブドラ皇太子も「イラクへのいかなる攻撃も、イラク国民と近隣諸国に取り返しのつかない損害をもたらす」と述べ、地域の安定維持に向けたイスラム諸国の努力の必要性を強調した。
両国はこれまでもイラクへの攻撃に反対の立場を示しているが、会談では、米国がイラク攻撃に踏み切った場合の対応などについても話し合われたものとみられる。
(11:00)