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鹿児島県奄美大島沖で昨年12月、北朝鮮の工作船とみられる不審船が海上保安庁の巡視船と銃撃戦の末、沈没した事件で、第十管区海上保安本部(鹿児島)は12日、不審船を引き揚げた現場海域で実弾が装着された携行型地対空ミサイル発射装置やロケットランチャーなどを新たに回収したと、発表した。
同保安本部は、11日に不審船を引き揚げた後も現場海域の海底に残る証拠物の回収を続けている。同保安本部は、これまでの引き揚げ作業の途中に、船周辺で発見された武器類などを海底の容器に仮置きしていたが、12日にまとめて引き揚げた。
新たに引き揚げたれた武器類は地対空ミサイルやロケットランチャー各1式のほか、ロケット弾1個、自動小銃1丁、複数の弾丸、薬きょう、弾帯。このほか、双眼鏡や缶詰、ボンベなど約50点も一緒に引き揚げられた。
これまでの調査で、既に地対空ミサイルなどは回収されているが、実弾が装着されたものが確認されたことで、ミサイルまでも銃撃戦で使われる寸前だった可能性があったことが明らかになった。
(9月12日22:53)