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(回答先: 不審船引き揚げ海域から地対空ミサイルなど新たに回収〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 12 日 23:16:42)
鹿児島県奄美大島沖の不審船事件で、海上保安庁は12日、不審船が沈没していた付近の海底から、地対空ミサイルとロケット砲を各一式、回収した。いずれも、ミサイルやロケットが発射装置に装填(そうてん)された状態だった。自動小銃やロケット砲の砲弾などもあわせて約50点回収しており、不審船の重武装ぶりが一層明確になった。
新たに回収されたのは、携行型地対空ミサイル発射装置一式▽ロケット砲発射装置一式▽ロケット砲の砲弾1個▽自動小銃1丁▽弾丸や空の薬莢(やっきょう)▽潜水用空気ボンベ2本▽缶詰2個▽双眼鏡1個−−など計約50点。いずれも、6月末からの不審船引き揚げ作業期間中に発見し、海底で保管していた。
海保はこれまでの潜水調査などで、旧ソ連で開発された自動小銃「AKS74」、ロケット砲「RPG7」や地対空ミサイル「SA16」の発射装置の一部、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)独特の武器と言われ、殺傷力を増すための細工を加えた「四角手榴弾(しゅりゅうだん)」などを回収。防衛庁などに鑑定を依頼している。
自動小銃やロケット砲には、北朝鮮の複製であることを示す「丸に星」の刻印があった。今回新たに発見された武器がこれらと同型のものか、今後詳しく調べる。
不審船は11日に引き揚げられたが、海保は付近の海底に散乱した遺留品の回収を続けていた。
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