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(回答先: 「喜捨」が支えるテロ活動 アルカイダ復活か 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 9 月 11 日 20:33:40)
09/11 17:00 根強い「ユダヤ人犯行説」 アラブ世界に対米憎悪 外信66
【カイロ11日共同】中東有数の大都市であるエジプトの首都カ
イロでは、米中枢同時テロの実行犯について「(テロ組織の)アル
カイダではなく、実はユダヤ人だ」という説が依然として根強い。
そこに見え隠れするのは、イスラム教徒の若者が空前のテロを犯
したという事実を直視したくない「アラブ特有の意識」(カイロの
外交筋)だ。アラブが束になってもかなわない宿敵イスラエルと、
その庇護(ひご)者米国への恐れと憎悪があるのも見逃せない。
カイロ中心部ダウンタウン地区。電気技師だというモハマド・サ
ラーさん(23)は、ユダヤ人陰謀説を今も信じるかとの質問に、
言下に「当然でしょう」と答えた。
「米国を牛耳っているのはユダヤ人。たとえアルカイダが犯行を
認めたとしても、技術的にあんなことができる民族はユダヤ人しか
いない。あれは一種のハイテク犯罪だから」
カイロで今月九日、「9・11テロ後のイスラム主義運動の未来
」と題したシンポジウムが開かれ、弁護士や元外交官、大学教授ら
が参加した。
主催者の一人でイスラム原理主義組織「イスラム団」のアザヤッ
ト顧問弁護士が「アルカイダ犯行説」を前提に基調演説したところ
、参加者から「アルカイダの犯行かどうかまだ確定していない」と
クレームがついた。結局、事実上の「犯人不明説」の採用を余儀な
くされた。
「米中枢同時テロの実行犯はまだはっきりしない」。アラブでは
まだ多くの人がそう信じているようだ。
(了) 020911 1659
[2002-09-11-17:00]