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(回答先: 根強い「ユダヤ人犯行説」 アラブ世界に対米憎悪 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 9 月 11 日 20:34:21)
9・11には米国権力機構の一部が絡んでいるとは思っているが、別にユダヤ人主犯説をとっているわけでもないし、誰が犯人かもわからない。
>「米中枢同時テロの実行犯はまだはっきりしない」。アラブでは
>まだ多くの人がそう信じているようだ。
アラブの人たちのほうがまっとうに思考しているということ。
日本や米国のメディアを通じて得た情報で、「米中枢同時テロの実行犯ははっきりしている」と判断している人は、米国政府及び(もしくは)メディアが出した結論をそのまま受け入れる思考停止状態にあると断じざるを得ない。
> そこに見え隠れするのは、イスラム教徒の若者が空前のテロを犯
>したという事実を直視したくない「アラブ特有の意識」(カイロの
>外交筋)だ。
(カイロの外交筋)が語った範囲はどこまでかわからないが、「米中枢同時テロの実行犯はまだはっきりしない」や“ユダヤ人犯行説”は、「イスラム教徒の若者が空前のテロを犯したという事実を直視したくない」から出ている判断ではない。
アラブ人が「イスラム教徒の若者が空前のテロを犯した」と判断すれば、テロ敢行の大義名分により、犯行者を非難する人と犯行者を称賛する人に分かれる割合が変わるだけである。
エジプト人をはじめとするアラブ人が異様な価値観や思考の持ち主と受け止められるような報道は、昨今の国際情勢に照らせば、戦前、国民に戦争の必要性を煽った論調と同罪である。
(記事を書いた共同通信の記者は、価値観や考え方がおかしなアラブ人たちは殺されても仕方がないという価値観や考え方を持つ日本人を何人か増やした“悪の枢軸”かも知れない...)