現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 秋田沖に不審船、発見時は経済水域外〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 04 日 22:28:03)
4日午後、石川県・能登半島沖の日本海に不審な船舶が現れたとの情報が、防衛庁に入った。海上自衛隊のP3C哨戒機が捜索したところ、午後4時2分、日本の排他的経済水域(EEZ)の外の公海上で、不審船とみられる船舶を発見。船は朝鮮半島方向に進んでおり、海自は警戒監視活動を続けている。海上保安庁も不審船対策室を設け、現場海域に高速特殊警備船2隻を含む巡視船艇15隻を向かわせた。
防衛庁や海保によると、現場海域周辺で船舶から不審な電波が出ているのを防衛庁が傍受した。このため第1航空群(鹿児島・鹿屋基地)所属のP3Cを派遣。同半島の北北西約400キロの日本海で、全長36メートル、100トンクラスの不審な船舶を発見した。発見時、船は西南西に向け時速約11キロで航行。漁船を装い、後部に観音開きの扉のようなものがあり、スクリューの位置や航跡が、昨年12月の鹿児島県・奄美大島沖で発見された不審船に似ている。防衛庁は武装工作船の可能性が高いと判断している。
船は同日深夜、時速約18キロで西に向った。防衛庁は、護衛艦「あまぎり」(京都・舞鶴基地所属)を、情報収集のため現場海域に派遣。別のP3Cも出動させた。
不審船を発見した場所が日本のEEZ外の場合、日本船名を掲げていれば、海上保安庁法に基づいて、船舶確認のための立ち入り検査が可能だ。しかし、外国船名を掲げたり国籍不明船の場合は監視するしかなく、不審船が公海上にとどまる間は追跡を続ける。