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(回答先: 「深追い禁止」報道を否定=官房長官(時事通信) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 05 日 13:14:10)
石川県・能登半島沖の公海上で確認された不審船の船体に、ハングルで船名が記されていたことが5日、分かった。船籍などを偽装し、日本近海で活動を繰り返していた同型船で、ハングルの船名がはっきりと確認されたのは初めて。不審船は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に向けて航行中とみられ、同船が北朝鮮船籍である可能性が一層強まっている。
海上自衛隊のP3C哨戒機は4日午後4時ごろ、能登半島の北北西約400キロの日本海で不審船を発見した際、船首にハングルで船名が書かれているのを確認していた。船は100トンクラスで、船尾が観音開きする構造を示す切れ目があり、スクリューが海面に作る航跡が複雑なことなど、昨年12月に鹿児島県・奄美大島沖で沈んだ不審船や99年3月に発見された能登半島沖の2隻の不審船と同様の特徴があった。
過去に21隻発見された不審船の中には、架空の日本船名や中国船名を掲げるなど、船籍を偽装したケースがみられる。直接ハングルの船名を記した同型船はこれまで確認されたことはなかった。
レーダーの監視
範囲から外れる 石川県・能登半島沖の公海上で4日確認された不審船は、5日午前も日本海を西に向かった。海上自衛隊、海上保安庁ともレーダーで監視していたが、いずれもレーダーで捕捉できる範囲から不審船が外れた。
海自のP3C哨戒機は日本の防空識別圏(ADIZ)内からレーダーで監視していたが、午前9時26分にとらえられなくなり、同11時50分に護衛艦も含めて撤収した。
一方、海保の巡視船は午前1時ごろ、ADIZ付近に到達した時点で、不審船が日本の排他的経済水域(EEZ)に侵入する危険が薄まったとして、追跡活動からレーダーでの監視活動に切り替えた。さらに午前3時20分ごろ、能登半島の北西520キロの海域を時速25キロで西に進む姿をとらえたのを最後に、レーダーから外れた。海保は午後0時半、不審船対策室を解散した。