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(回答先: 9・11前日の盗聴情報や死んだはずのアルカイダ・スポークスマン録音テープの不可解 投稿者 あっしら 日時 2002 年 6 月 25 日 22:14:54)
オサマとアルカイダについては、情報が少なく、また、どれが真相に近い情報で、どれがミスディレクションのための謀略情報なのか、さっぱり分からず、庶民には、推理小説のように何通りもの推察ができる。最近、ややアルツハイマー気味の頭脳ではあるが、可能な限り、可能性を分析してみよう。
@アルジャジーラを通じての「再テロ宣言」そのものが、米諜報機関のCGを駆使した「デッチ上げ」の可能性---今のハリウッドのバーチャルリアリティ、SFX技術なら、何でもできる。顔も声もかってのアルカイダのメッセージから合成した。この場合は少なくとも、このビデオのクーリエはスパイで、アルジャジーラがだまされたか、チェックする能力を持たないことになる。
この時期に米国がこういうメッセージを流した(とすれば)意図は、サミットで「反テロ」を重視させる意図もありそう。
Aこのメッセージを喋った男だけがエージェントである可能性
Bオサマと関係なくアルカイダ内のエージェントがCIAの指示でスポークスマンにああいうメッセージを喋らせた可能性
Cオサマ自身がエージェントの可能性
Dオサマは既に死亡しているが、後任のアルカイダトップ(ザワヒリあたりか)がエージェントになっている可能性
----こんなところか。
もちろん、オサマもアルカイダも米国とは何のウラもない反米武装闘争組織の可能性も当然ある。その場合は、報道されているように、ようやく、体制を立て直して反攻に転じよう、ということだろう。しかし、米国の政治動向にオサマらが全く無知なら別だが、ダブヤというレーガン以来の暴力・軍事志向の強い政権に第2弾の用意もなくアタックをかければ、タリバン政権が潰され、パレスチナでもイスラエルがやりたい放題暴れ、米国がこれを黙認するだろうことは、子供でも分かる。それにもかかわらず、突っかかっていったとしたら、アルカイダはやはり、宗教団体で、現実的な政治的効果は計算外という「オウム真理教」のような価値観を持つ、と判断せざるを得ない。こういう現実的効果を計算しない戦闘集団のやることは、予測不可能で、その結果も予想外の波紋を常にもたらすだろう。まあ、小生は別のところでも書いたように、何らかの形での「米国との出来レース」という気がします。