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(回答先: Re: 米国が仕掛ける場合はそう思っています 投稿者 あっしら 日時 2002 年 5 月 28 日 23:51:26)
あっしら氏は以前、韋駄天で敵国の攻撃を受けた場合、敵国の首都に届く核兵器を保有し、通常兵力を削減する防衛構想を提案しておられましたが、北朝鮮、インド、パキスタンの国防ドクトリンは正にこの構想の具現化であると考えますが?
私は戦争には核兵器の使用に至る以前に、政治的な話し合いから→非正規戦争→正規軍同士の決戦→核兵器の使用に至る様々な段階があり、そのエスカレーションの中に政治的解決(つまり妥協)の話し合いの機会がありうると思いますが、通常兵力で圧倒的な戦力差がある印パの場合はこれがあてはまりそうにはありません。
核抑止が働くためには冷戦時代の米ソのように核兵器の使用に対する二重三重のセイフティネットと早期警戒システムの保持が必要不可欠であるからです。
正直申し上げて、印パ北朝鮮のような貧乏国、政情不安国や、イスラエルのような先制攻撃を肯定する軍事ドクトリンを持つ国は、核を持つには分不相応であるとしかいいようがありません。
戦争が別の手段による政治の延長である以上、その集結が両国の滅亡では意味がないからで、降伏や停戦条件の話し合いの余地を残さない戦争は無意味も無意味だからです。
私はこの地域の政治的安定の為にも、米・中・露・仏・英の核保有常任理事国は、早急にインドとパキスタンへの予防的攻撃を決議し、実行に移すべきであると考えます。
具体的にはアフガンを哨戒中の米軍の空軍機・海軍機・巡航ミサイルを使った両国の核施設への空爆を実施します。
その際、通常兵器では破壊が困難な人口密集地から離れたミサイルサイロなどの強化された目標に対しては戦術核の使用も考慮されるべきです。