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(回答先: 中東情勢:テロ続発で米大統領の新構想発表を見合わせ[毎日新聞6月20日] ( 2002-06-20-10:53 ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 20 日 11:08:09)
【エルサレム海保真人】
エルサレム北東部のバス停で19日夕、パレスチナ人過激派による自爆テロが起き、幼児を含む6人が死亡、約40人が負傷した。犯人1人も死亡した。イスラエル軍は同夜、ガザのパレスチナ自治区を武装ヘリでミサイル攻撃したほか、ヨルダン川西岸の自治区ラマラに侵攻した模様だ。
自爆テロの現場はユダヤ人とパレスチナ人の居住区が交錯する場所で、犯人の男は警官に追われながら、待ち合い客が立つバス停に走り突っ込んだという。テロ犯が潜伏中との情報をもとに治安当局が厳戒態勢を敷く中、エルサレムで2日連続の事件発生となった。
パレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハ系の武装集団「アルアクサ殉教者団」が一部報道機関に「占領者がいる限り、作戦をやめない」との犯行声明を出した。
パレスチナ自治政府は犯行を非難し、アラファト議長はメディアを通じ「攻撃の完全なる停止」を呼び掛けた。しかし、イスラエル首相府報道官は「パレスチナのテロに際限はない」と語った。
自爆テロを受けてイスラエル軍はガザ北部のジャバリヤ難民キャンプ、ガザ市、南部のハンユニスの3カ所を空爆。パレスチナ人13人が負傷したとの情報もある。
また、既に部隊が侵攻中のジェニン、カルキリヤに加え、ラマラに入ったとみられる。カルキリヤでは19日、家宅捜索を進めていたイスラエル兵がパレスチナ人と銃撃戦になり、兵士2人が死亡し4人が負傷、パレスチナ人1人が死亡した。