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(回答先: パレスチナの知識人55人がテロ停止を意見広告で訴え〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 20 日 11:11:59)
エルサレム北部で19日午後7時すぎ(日本時間20日午前1時すぎ)、バス停で男が自爆し、自爆犯と市民6人が死亡、40人が負傷した。アラファト議長の政治組織ファタハの武装部門「アルアクサー殉教者軍団」が犯行声明を出した。エルサレムでの自爆テロは18日朝、乗客19人が死んだ路線バスに続いて2日連続。イスラエル軍は同夜、ヨルダン川西岸とガザで攻撃を始めた。パレスチナ紛争はテロと報復の新たな暴力の連鎖に入った。
イスラエル放送によると、自爆犯はバス停に車で乗り付け、バス停に駆け込んで自爆した。帰宅ラッシュの時間帯でバス停は混雑していた。死者の中に、2歳の乳幼児がいるという。
自爆の後、イスラエル軍は午後9時ごろ、ガザ市内と隣接するジャバリア難民キャンプ、ハンユニス市などの工場を武装ヘリコプターでミサイル攻撃した。パレスチナ治安筋によると、6人が負傷したという。
またパレスチナ通信によると、イスラエル軍戦車が20日未明、西岸ラマラの南に隣接するアルビレ地区に侵攻を始めた。シャロン首相府は18日の自爆テロの後、「テロの報復として、パレスチナ自治区を占拠する」とする声明を出している。
アルアクサー軍団は犯行声明の中で、ベツレヘム近郊で17日にイスラエル軍に暗殺された幹部の名前を挙げて「復讐」を宣言した。
アラファト議長は19日深夜、パレスチナ通信を通じて「民間人攻撃の完全停止」を呼びかける声明を発表した。「イスラエルの民間人を標的としたいかなる攻撃も、イスラエルの占領に対する抵抗の権利とは無関係」としている。
一方、18日の自爆テロの報復としてイスラエル軍が19日早朝に侵攻、占拠した西岸カルキリアでは、同夕に自治政府公安警察部長を拘束しようとしたイスラエル軍とパレスチナ武装勢力の間で激しい銃撃戦があった。同警察部長が死亡、イスラエル放送によると、イスラエル兵2人が死亡、4人が負傷したという。(10:31)