【ワシントン＝春原剛】
ブッシュ米大統領は８日、新たな自爆テロへの報復を決めたイスラエルについて「どのような対応にせよ、平和への展望を心に留め置いて欲しい」などと述べ、間接的な表現ながら武力行使に一定の自制を求めた。ホワイトハウスの執務室で記者団に語った。
一方で「イスラエルは主権国家だ」などと語り、対テロでのイスラエルの強硬姿勢に原則として干渉しない姿勢も言外ににじませた。
大統領は同日、訪米中のアブドラ・ヨルダン国王と会談。冒頭で、大統領はテロ行為を公に非難したアラファト・パレスチナ自治政府議長について「信じられないぐらい前向きなサインだ」などと述べ、高く評価した。その上で「彼の行動が言葉と合致することを期待している」と語り、パレスチナ自治政府の今後の対テロ防止策を注視していく考えを強調した。

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• 自爆テロへの報復攻撃を承認　イスラエルの治安閣議〔朝日新聞〕 FP親衛隊国家保安本部 2002/5/09 12:33:39 (0)

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