サウジアラビアのサウド外相(皇太子)は、米国はイスラエル寄りの姿勢を止め、公平な立場で外交を行うべきだ、と訴えた。
当地に立ち寄った際、フランス3テレビとのインタビューで述べたもの。
同外相は、シャロン・イスラエル首相を地域全体の安全を脅かしかねない「危険人物」だとしたうえで、「米国はアラファト・パレスチナ自治政府議長に100%の取り組みを求めているが、なぜ同じことをシャロン首相に求めないのか。シャロン首相もまた、和平のために100%の取り組みを行うべきではないか」と語った。
サウジアラビアは先に、対イスラエル和平案を提唱し、アラブ首脳会議で採択されている。