(回答先: イスラエル軍ベツレヘム包囲〔東京新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 02 日 11:59:08)
【ワシントン=秋田浩之】
ラムズフェルド米国防長官は1日の記者会見で、中東で発生している自爆テロについて「イランやイラク、シリアなどは政治的殺人と自爆テロをたき付け、財政的にも支援している」と述べ、3カ国を名指しで非難した。3カ国が一連の自爆テロに責任があるとの立場を明確にする発言で、今後、外交的な圧力を強めるとみられる。
イラクの関与を示す根拠として「フセイン大統領は自爆テロの家族に報奨金を支払うと宣言している」と指摘。イランとシリアに関しては「両国が密接に協力し、ダマスカスからベイルート経由でレバノン南部にテロリストを送り込んでいる」と言明した。
一方、イスラエルとパレスチナの衝突を止めるため、米軍を派遣することは検討していないとも強調。和平合意が実現した後、停戦監視に米国が関与することはあり得るとの見通しを示した。