(回答先: Re: 一般ユダヤ教徒と祭司階級は分けて考えるべき 投稿者 あっしら 日時 2002 年 3 月 18 日 16:58:32)
こんにちは、あっしらさん。お会いするのは二度目ですね。
私の書き込みは、事実の確認できないコラム記事に対する素直な疑問と感想を述べたものでした。
その血の儀式が本当に行なわれているかどうかは知りません。
ですが、どうでしょうねぇ。その儀式のために毎年、何人の人が犠牲になるのでしょう? そして、
そんな大々的な国民的人さらい行事に一般の信者が本当に参加するのでしょうか?イスラエルって
国はそんな無法地帯ですか?それに“血のペストリー”、本当に一般信者は眉をしかめる
ことなく幸福そうに食べるのでしょうか?
>宗教支配層が、一般信仰者に禁止していることをしないということでもありません。
>それは、カソリックのローマ法皇庁や「騎士団」が金貸しや淫行に励んでいた(いる)
>ことを見てもわかることです。
カトリックの僧職者がそれをやすやすと行なえたのは、聖書をラテン語から自国語に翻訳することを禁じ、一般信徒が聖書を持つことを禁じたということもありました。
ですが、ここでの問題は、厳格なユダヤ教のラビが、自分自身が律法を犯すのみならず、一般信
者にもそれを勧めているということです。
今ではユダヤ人も簡単に聖書を手にすることができます。モーセの律法を今なお有効とする彼ら
にとって、書かれていることと行なっていることの間に矛盾は感じないのでしょうか?
>アメリカやイスラエルなどで時々表沙汰になる事件を見聞きすると、サウジ紙に掲載さ
>れた内容がまったくのデマとは思えません。
とはいえ、血を流すことと、その血を口にすることとは、まったく別の事柄だと思うのですよ。
>「旧約聖書」にしろ、「ユダヤ戦記」にしろ、「ナチスのホロコースト非難」にしろ、ユダヤ教
>支配層は、敵の悪行をことさら大きく取り上げ、ユダヤ教徒の哀れさや正当性をことさら強調
>する傾向に特徴が見られます。
私が聖書を読む限りでは、国家的な災厄におけるイスラエルの正当性というのは、少しも伝わっ
てきませんでした。聖書筆者はみな災厄の原因がイスラエル国民自身あることを率直に認め
ています。
「エルサレムはつまずき,ユダも倒れたからである。それは,彼らの舌と行動がエホバに逆らって
いるからである。その栄光の目から見て,反逆の振る舞いをしているのである。 彼らの顔の
表情そのものが実際に彼らに不利な証言をし,彼らはソドムのような自分の罪を言い表わす。
彼らはそれを隠さなかった。彼らの魂は災いだ! 彼らは自分自身に災いをもたらしたからである。」(イザヤ 3:8,9)