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(回答先: Re: 妄想の論理 投稿者 朝日新聞は何を考えているのか。 日時 2002 年 11 月 08 日 16:17:59)
レスをどうも。簡単に答えさせていただきます。
>朝日の志向は匙にも棒にもかからないとご判断なさっているということで宜しいでしょうか。
ほかのところでも記したのですが、朝日は他の全国紙よりもましと思っています。
個々の記事については鵜呑みにしているわけではなく、ある傾向を持った側の意見と思って読んでいます。
最近は、事実関係の情報および文化欄、スポーツ欄、科学欄の記事が中心なので、朝日の政治経済面の志向がどのようなものなのか、どのように変容しているのかあまりよくわからないというのが実情です。
ただ、当為にかかわらずいろいろな意見があっていいと思っている、というかそうあるべきと思っているので、もはや少数派となった朝日の意見は、それなりに貴重と思っています。結局のところ、判断するのは自分ですから。西尾氏は日本国民をあまり信用していないのでしょうね。
>朝日の論調や声欄に出ている意図を本気で支持している日本国民がいるのかどうかに大いなる関心があるのです。
「朝日新聞は何を考えているのか」さんや西尾氏が心配するほど朝日の影響力は大きくないと思います。部数も激減しているようですし、朝日の声欄なんて、今どき読んでいるのは西尾氏のようなアンチの朝日ウオッチャーか、投稿マニア系くらいというのが、20年来の朝日読者の実感です。ついでにいえば、小生はここ10年以上声欄は目にしたことはありません。
>キレイゴトを言えばそうなるでしょうが、拉致被害者問題は好むと好まざるとにかかわらず外交問題に成らざるを得ないのではないでしょうか。切り離すって、具体的にはどうやるのですか?
それほど深く考えているわけではないのですが、ら致被害者家族を日本に返すなら経済支援をしてあげる、といったような取引にならなければいいなということです。
核問題は核問題、経済支援は経済支援、ら致被害者家族の問題はら致被害者家族の問題として日朝交渉に当たるというメッセージを、きちんと北朝鮮側に送るということです。
そして、西尾氏のいうように、ポスト金正日体制へ向けての戦略を早急に打ち立てる必要があります。
現状のマスメディアの関心はもっぱらら致被害者の一挙手一投足に向けられ、核問題、金正日体制の問題、および崩壊後の問題については無視されています。
政府および自公保は世論の風に敏感に反応して右往左往しているだけで、高次の戦略性が感じられません。
どうにもワイドショー感覚で外交を展開しているように見えて、西尾氏の心配以上に、日本外交の行方が心配です。