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牛伏寺断層が震源の可能性も 県中部の地震で気象庁
http://www.shinmai.co.jp/news/2002/10/08/011.htm
松本市で二日夜から続いている小規模の地震について気象庁は七日、震源が牛伏寺断層上にある可能性が高いとの見方を示した。ただ、「回数は多いが、どこでも起きている規模。しばらく様子を見たい」(地震火山部)としている。同日の定例記者会見でも、地震計の臨時設置などは予定していないとしている。
気象庁によると、七日未明までに起きた地震は有感地震六回を含む計八十一回。震源の深さは六―一〇キロ。四日に松本市で震度3を観測したマグニチュード(M)3・1の地震の地震波も、牛伏寺断層が動いた場合に想定される波と一致したという。
ただ、国土地理院(茨城県つくば市)によると、M3・1の地震が起きた際も、地殻の動きを調べるGPS観測では変化がなかったという。
二日夜から続く地震は盛衰を繰り返し、六日夜から七日未明にかけて松本市のほぼ同じ場所で震度1の有感地震が三回起きている。それ以降、同日午後三時までに地震は観測されていない。
政府の地震調査委員会は昨年、牛伏寺断層を含む糸魚川―静岡構造線断層帯についてM8程度の大地震が三十年以内に起きる確率は14%などと発表している。