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(回答先: ナショナリズム論 投稿者 Ddog 日時 2002 年 8 月 05 日 19:33:20)
音楽のリズムは、ジャズでもラテンでも、大好きですが、ナショナリズムは大嫌いです。ナショナリズムの行き着く果ては、闊歩する軍靴の響きです。なぜなら、ナショナリズムはイデオロギーであり、イデオロギーは排他的なものだからです。
ナショナリズムと愛国心とは異なるものです。ナショナリズムは国家を個人より上位に置く思想です。しかし愛国心は、個人の誰もが持って生まれた自然の発露で、国家との一体感はあるものの、どちらが上か下かという関係ではありません。大リーグのイチローを応援する気持には、愛国心が含まれていると思っています。
最近、北朝鮮亡命者に対する中国の日本領事館員の情けない対応や、靖国参拝問題に関する中国政府の内政干渉に小泉内閣が堂々と反論できないことなどで、国民の愛国心が大いに傷つけられています。みな自分が他国に馬鹿にされたと感じているのです。そんな国民の愛国的心情が分からないのが堕落しきった政治家です。若者の間で国民年金保険料の不払いが増大するのも当然です。