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(回答先: <中国産しいたけ>から検出された重金属 投稿者 てんさい(い) 日時 2002 年 7 月 10 日 23:36:22)
○中国産野菜の検疫を強化−残留農薬問題で全ロット対象(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03020109.html
残留農薬が懸念される中国産野菜について厚生労働省は今月から、輸入検疫の
強化に乗り出した。これまで、輸入される荷(ロット)の10%程度だった検査
の量を増やし、すべてのロットを対象に検査している。食品衛生法に違反する件
数が年々増えているための措置で、同省は警戒を強めている。
同省が中国政府に確認したところ、対日輸出野菜には検査などの安全対策を講
じているとの回答を得た。しかし、回答内容では、中国政府の調査によると、中
国国内流通野菜の五割近くから、日本国内では使用禁止となっている有機リン系
殺虫剤メタミドホスなどの残留農薬が安全基準値を超えていることが分かった。
さらに、「中国内には多数の中毒患者が発生している」(監視安全課)との回答
も得ている。
このため、同省は今月を「中国産野菜検査強化月間」と位置づけた。モニタリ
ング検査は通常、全ロットのうちの5〜10%を対象に行うが、例外的に拡大。
全国十三検疫所ですべての荷を検査している。
ただ、モニタリング検査には荷を止める拘束力はない。検査結果が判明する前
でも国内流通してしまう。
昨年は十一月二十九日まで、中国から三万二千四百八十九件(四十四万四千九十
三トン)の野菜輸入があった。このうち、12・2%にあたる三千九百九十件を検
査したところ、大葉やグリーンアスパラなど九十六件で残留農薬の濃度などで食品
衛生法の違反を見つけた。
■小若順一・日本子孫基金事務局長の話
中国産野菜については、危険な農薬使用が危ぐされてきただけに、今回の検査を
評価したい。せっかく検査するのだから、厚生労働省には、違反検体だけでなく、
残留農薬の生データをすべて公表するよう望みたい。それによって初めて農薬の使
用実態が明らかになる。