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(回答先: 細菌戦争からは逃れられず 投稿者 てんさい(い) 日時 2002 年 5 月 29 日 07:13:59)
ただでさえ恐ろしがられている黴菌(細菌)を襲う!?
黴菌を操ろうとしている曲者(本当はクセモノではないのだろうが)とは「ウイルス」だというのですから驚きだ。
以下、本田博士の文より
さて、0157についてもう少し説明しておこう。
この菌の特徴は、「ベロ毒素」を産生する点にある。「ベロ毒素」とは、ベロ細胞という
アメリカミドリザルの腎臓から取った培養細胞に対して強い毒性を発揮するので、この名
が付いた。また、大腸壁にしがみつく特異な定着(付着)性と強力な胃酸に耐える性質な
どを有し、この菌の病気を起こす上での強力な武器となっている。
奇妙なことに、このベロ毒素は、赤痢菌がもっている毒素(武器)と瓜二つなのである。
赤痢菌と0157大腸菌は、武器の設計図を交換しあったと考えざるをえない。O157
のもつベロ毒素の遺伝子は、大腸菌よりはるかに小さい細菌に感染するウイルス(バクテ
リオファージと呼ぶ)が運び屋になっていることが明らかになつている。ウイルスはヒト
を襲うだけでなく、細菌もウイルスに狙われているのである。微生物の間でも複雑に攻防
が繰り返され、一定のバランスを保ち微生物の生態系をなしているようである。
以上ののようにウイルスは情報を細菌に「コピーアンドペースト」転移複写しているのではないかと言う事である。(私みたいな奴)
これは重大な問題になる。
一種の細菌をやっつけても、次から次へと違う細菌が同様な働きをしていくーーーーーことになる。
まるで映画のマトリックスの世界である。
感染の実態は細菌だと思っていたら、その裏には情報を与えている存在があった。こんなことになると細菌をいくらたたいても無駄ということになりそうだからだ。
すると「防疫上有効だから」・・・という理由で「副作用の害」を意図的に裏側にしてきた細菌予防対策は重大な欠陥を持っていることになる。「有害有益」が「有害無益」になるからだ。
たとえ「有害無益」であることがわかっていても、事実上細菌感染に使われる抗生物質はウイルスには効かないという事は医学でも認めているから使用されるはずはないが、では残った問題はその陰の立役者ウイルス対策である。
ウイルスの真実を知りたいのである。