(回答先: 世界景気は回復局面、米国のリーダーシップが貢献=IMF専務理事[ワシントン17日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 18 日 07:34:11)
国際通貨基金(IMF)のケーラー専務理事は17日、一連の国際金融会議を前に当地で講演し、日本経済の現状について「日本で進行中のリセッション(景気後退)は依然、世界とりわけアジア経済の足かせだ」との認識を示した。
その上で、「日本が経済規模や潜在能力に見合う成長を回復するには、不良債権処理や規制緩和、銀行・事業会社のリストラで断固たる措置が必要だ」と強調し、小泉内閣に構造改革の断行を迫った。
一方、ケーラー氏は講演後の質疑応答の中で「欧米に比べ、日本の変革は時間を要するかもしれない。社会が持つ文化的な独自性に配慮すべきだ」と述べ、構造改革の難しさに理解も示した。