(回答先: ゼネコン破たん:日産建設、自主再建を断念 負債数百億円に[毎日新聞3月31日] 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 3 月 31 日 05:37:59)
東証1部上場の中堅ゼネコン(総合建設会社)の日産建設が自力再建を断念し、会社更生法を申請、法的整理に入ることが30日明らかになった。昨年9月に筆頭株主のマイカルが破たんした影響で財務体質が悪化、信用力の低下が打撃となり再建を断念した。連結ベースの負債総額は1000億円程度とみられる。
日産建設はマイカル向けの債権に対する特別貸倒損失などで2001年9月中間期の連結決算では約100億円の特別損失を計上、株主資本比率が0.2%となり財務体質が極度に悪化していた。長引く不況と信用不安から工事受注が低迷しているため、自力での再建は困難と判断した。
今年に入り、上場ゼネコン破たんは会社更生法の適用を3月3日に申請した準大手ゼネコンの佐藤工業に次いで2件目。