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(回答先: 「銀行国有化」を日本経済再生の活路に! − その先の“青写真”を示さない「不良債権処理加速化」は自国破壊行為である − 投稿者 あっしら 日時 2002 年 10 月 07 日 23:56:51)
1兆円すか。デカいっすね。ところで、どつぼ・・、じゃない
みずほ銀行のいまの時価総額はざっと2兆円。2年前は10兆円(爆笑)。
合併するごとに時価総額が減少してます。
新生銀行のビジネスモデルが「貸しはがし」で1兆円の時価総額
となるのか(笑)、それとも、そもそもバナナの叩き売りだったのか。
いまの状態なら「貸しはがし」しか、銀行の生き残る道はない。
一方、叩き売りなら、10分の1でも仕方ないですね。
どちらも、そういう状況にしたのは日本国自体ですし。
今なら買い手が居るだけまだましだと言われかねない。
ところで、デフレが話題となりはじめたころ、悪いことばかり
じゃないことも言われてましたよ。
つまり、新規事業がやりやすくなること。新規ビジネスモデルがトライしやすくなるんだ、という意見でした。
ですが、新興市場はパッとしない。なぜか。お金がないからか?
あるでしょう、じゃぶじゃぶ。じゃあ、どうして?
資本主義じゃ、投資して見返りがないなら金は出さない。
見返りは、配当なり、売却益を見込めるいわば余剰利益を生む
ことが前提。
経営者やその従業員の給与を賄うだけじゃだめなんですな。
一方、バカ高い水道光熱費も、社会保険料もかかる。
車買うにも税金は高いし、高速道路使うも逆に値上がりしてる。
つまり、日本じゃ開業後の企業経営上の固定費負担は逆に上がっている。そしてデフレで売る値段は下げざるをえない。
今後もその負担は減ることはない。法人税減税なんてのは、
儲かってなんぼの話、しかしもうからなくとも消費税はかかる。
これからは付加価値税で上乗せだ。
だったら、事業をやめなさいよ、ということで、「貸しはがし」。うーん、納得。