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(回答先: 日銀総裁、銀行保有株の直接買い取りに意欲――早期に成案策定 投稿者 Ddog 日時 2002 年 9 月 18 日 15:59:18)
塩川財務相は、速水日銀総裁から金融システム強化について思い切った措置をとりたいとの話があったことを明らかにした上で、日銀の行動については高く評価し協力したい、と述べた。
閣議後の会見で述べたもの。
日銀の金融政策は現行維持となったが、同相によると、金融システム安定に向けて、速水日銀総裁から、事前に「思い切った措置を取りたい」との連絡を受けたことを明らかにした。 そのうえで、同相は、「金融システム(安定)に向け、日銀は、日銀としてやれる範囲で、強力な支援態勢を取るといっている。それを高く評価し、協力すると言った」と述べた。
また、塩川財務相は閣議後に小泉首相と懇談し、抜本税制改革について4つの私案を提示したことを明らかにした。
同相によると、(1)減税規模、(2)財政措置の中の増収措置、(3)減税の中身、(4)財政のバランスをとるための措置──などの観点から、4案の中から財務相として採用したい案を1つ提示した、という。
有力案として提示した考えについて、同相は、「差し引き1兆5000億円の減税をやろうと思ったら、できると(首相には)言った」とし、首相指示の「1兆円超」を上回る規模が可能、との考えを示した。その際、多年度税収中立の期間について、経済財政諮問会議が想定している4年ではなく、「5年ぐらいにしないといけない」と語った。
塩川財務相は、私案であることを強調し、小泉首相に対しては、政府税制調査会や経済財政諮問会議で相談し、10月中にも結論を出して欲しいと要望した、と述べた。