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(回答先: 米国株・ダウ平均346ドル高 イラク査察受け入れ好感 投稿者 Ddog 日時 2002 年 10 月 02 日 07:41:06)
SP500と日経平均の20年間の週足を同じ画面に表示してみると、今後、米株式市場は時々大きくリバウンドはするものの、この13年間、日本市場が経験したのと同じ厳しい道を辿っていくのだと思います。
日本政府はリチャード・クー氏(ジャパン・ハンドラーの一人)等の示唆に従い巨額の税金を公共投資に注ぎ込みましたが、資産デフレの進行を止める事はできませんでした。米も、60兆もの予算を投じて戦争という名の公共投資を行ない、戦争で不況を吹き飛ばそうとしているわけですが、これから米社会を襲う資産デフレを食い止める事はできないでしょう。
日本では401Kがまだ一般に普及していないせいもあり、株式市場に参加しているのは成人の約7%に過ぎませんが、米社会は株式本位制であり、殆どの世帯が株式投資を行っておりますので、逆資産効果が国民に及ぼす影響は、日本の比ではないでしょう。
先見の明がある人は、既に株を処分して、その資金を住宅に投資しているようですが、住宅市場も現在バブル状態であり、間もなく弾けるでしょう。
日本も株が暴落した後、暫くは土地バブルは弾けませんでしたが、やがて時間差を置いて、住宅価格も暴落していきました。
ところで、9月02日に投稿された橘田リポート↓http://www.asyura.com/2002/hasan13/msg/474.html
は、Ddogさんが”毎度、鋭い分析で感心するばかり”とおっしゃるように、非常に優れたレポートだと拝見しました。
もし、その後、このレポートが入手可能であれば、投稿をお願いします。