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(回答先: 色がおかしいので、もう一度 投稿者 ファイナンシャル・ディテクタ 日時 2002 年 9 月 09 日 22:39:27)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009515420020612021.htm
○五十嵐委員
それで、ちょっとその問題と外れるんですけれども、けさほど金融庁の方から、私どもの党で生命保険会社の決算を伺いました。ちょうどみずほの前田社長がおられるものですから伺いたいと思うんですが、一時、朝日生命が大変な契約の流出といいますか、解約のあらしに見舞われたわけでありますけれども、今どうなっているのか。先ほど聞いた話では、昨年十月ぐらいのレベルに落ちついているというんですが、それがどの程度の水準なのか。私は疑わしいなというふうに思うんですが。
生命保険会社全体から見ると、利益が大変厳しい状況になっていることは間違いない。逆ざや現象が起きているし、その他の、例えば株の含み益等も大幅に落ちているということも間違いないわけですから、生命保険会社全体の利益が大変厳しい状況になっている、経営が厳しい状況になっていることは間違いないわけで、そこで、生命保険会社と銀行とのダブルギアリングというのは法律では禁止されておりません。しかし、リスクが当然あるわけでありまして、例えば朝日生命とみずほ、これは旧第一勧銀が朝日生命のメーンだったわけでありますけれども、その朝日生命とみずほとの間では株式、劣後債、劣後ローン等の持ち合いは一体どの程度あるのか、参考までに伺っておきたいと思います。
また、本体だけではなくて、系列会社、投資信託等を通じてのダブルギアリングがどの程度あるのか。事前に、わかったら教えてほしいということを通告してありますので、教えていただきたいと思います。
○前田参考人 お答え申し上げます。
生命保険各社と私どもの関係で申し上げますと、生命保険各社はみずほグループの主要な株主様でございます。と同時に、劣後ローンなど資本提供をいただいている投資家でもございます。一方で、生命保険各社にはみずほグループから基金等への資本拠出もございます。
ただいま先生のおっしゃいましたダブルギアリングのところでございますが、これは私ども、当然、ダブルギアリング、自己資本規制の問題に関しましてはルールがございまして、ルールにのっとった厳正な取り扱いをいたしております。
それから、個々の会社のお取引、どこでどう持ち合っているかというのを私がこの場で申し上げるのは、必ずしも全部実はデータを持っておりませんで、適切ではないと思いますが、みずほ全体で申し上げますと、基金等への拠出が約四千五百億円ございます。そのうち朝日生命様には千五百八十億円の資本拠出を行っております。
以上でございます。