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(回答先: 小泉内閣は、賞味期限切れだ! 投稿者 Ddog 日時 2002 年 9 月 06 日 16:24:06)
朝日の調査によると小泉の支持率が50%まで上がってきたという。こうした調査は行う媒体で変化するからこれが本当の数字だとも言えないが、なぜ国民は小泉を支持するのかをきちんと考えるべきだ。意外と日本の実体から浮き上がっているのはあなたの方かも知れない。
小泉の改革が正しい方向を向いているかどうかは別にして国民は痛みは耐えるから改革をしてくれという意志を表示し小泉を選んだ。実際には改革は行われていない。それは小泉の無能のせいなのか?
今、道路公団をやってるが公団側は要求された道路の採算にかんする見積もり方式の提出すらしていない。もし同じことを中国でやれば国家反逆罪に問われるだろう。
諮問会議のメンバーに言わせると、霞ヶ関の課長は首相をこえる権限をもっているという。これはおかしい。憲法および民主主義の否定だ。
日本の最高権力者は日本の憲法・法律の範囲内ならどんなことでも実行できるはずだ。もし国民が気にいらなければ退陣させるだけだ。90年代にどれだけの首相が退陣したか考えてほしい。宇野など私的な時間に芸者とつきあっているというだけで総理を首になった。
つまり小泉を首にするのは簡単なのだ。だがそれはおきていない。なぜか?国民は小泉は改革をしようとしているが抵抗勢力、特に官僚の不服従により何も実行できてないと考えているからだ。
小泉が自分の考えている通りの改革を実行すれば、恐らく人々はその痛みにたえかねて橋本の時のように「廃棄」するだろう。もし改革が成功して日本経済が立ち直れば小泉は歴史に名前を残すだろう。
だが、主として官僚の抵抗により改革の意志表示のみがされ、何も実行されない。何も実行されないことが市場に嫌気され株価が下がる。
ここにおいて選択は2つある。1つは民主主義を廃止して、新しい指導者が彼らが考える日本を作ることを許すことである。もう1つは小泉に好きなだけ改革をやらせることである。結果として国民にすてられ、亀井的な「道路がもっと必要だ」という考えの首相が現れ、日本をアルゼンチンにしてくれるだろう。
結局、官僚が望まない政策は例え総理大臣でも実行できないことに国民は同情しているから、小泉改革が実際に行わればすぐに代わりの首相を求めることを心の底では知りながらあえて支持しているのではないだろうか?
逆にDdogさんにお尋ねしたいが、貴殿が首相だったとして官僚が望まない政策を一体どうやって実現します?自衛隊だって動かないかもしれない。自衛隊の予算を確保しているのは自民党の国防族であり、彼らと結びついた財務省官僚であることは彼らも十分わかっているはず。
結局、一番の近道は小泉にやらせることだ。そして失敗すれば否応なく「変化」は訪れる。