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(回答先: Re: 減額査定は悩みの種 投稿者 けんじ 日時 2002 年 8 月 27 日 21:31:15)
>重症でない限り風邪などで薬を出さず
患者が「薬を出してほしい」と要望することが多いのが現状です。
薬を出さないと、患者は薬を出す病院に転院するだけのことです。
また、風邪と鑑別の難しい稀だが重篤な疾患はたくさんあります。
それを診断できないと「誤診」として患者やマスコミに袋叩きにあい訴訟で
事実上社会的生命を絶たれるのが現状ですから、自己防衛のために
医療側は検査を増やす傾向があります。必然的に医療費は増加しますが、
医療水準は上昇しないでしょう。これらの問題は医療の問題を理解しない
多くの患者と愚かなマスコミに全ての責任があります。
>無駄な診察をやめ専門知識を持った方が望まれていると思います。
「無駄な診察」というのは存在しません。
一見軽症の患者の中に一定の割合で必ず重篤な患者が存在します。
「無駄な診察」をやめればそのような患者は発見できません。
少ない医療費、医療を理解しない患者、医療を非難することしかできない
愚かなマスコミという現状で、日本の医療は崩壊しつつあります。
これからは、「無駄な診察」ではなく、「必要な診療」が大幅に切り捨て
られていくのです。そのことを肝に銘じて下さい。