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(回答先: 【世界経済を認識する基礎】 “あっしら”的経済概念の説明:国際管理通貨制における外貨準備 《米国政府の対外債務返済能力》〈その12〉 投稿者 あっしら 日時 2002 年 7 月 30 日 00:03:12)
通貨 ネガティブメニュー
米ドル=なるほど、将来デフォルト必死とのこと。
日本円=ペイオフ解禁延期したら暴落必死、当座預金をペイオフ除外だって? 公的債務GDP150%言わずと知れた、ポストアルゼンチン筆頭。
ユーロ=これよりデフレ不況の突入、ドイツフランス経済にギリシャ スペイン ポルトガル経済がぶら下がり、将来東欧諸国が加わることになると、通貨価値が弱くなる可能性がある。
ポンド=ユーロとの統合へ向け動きだす可能性あり。統合した場合売られるリスクあり。
スイスフラン=スイス銀行の匿秘性がいつまで中立でいられるか疑問視、周辺諸国米国より匿秘性が貫けなくなる圧力あり、為替における労働成果配分論で考えれば米ドルと同じ。
カナダドル 豪ドル=世界同時デフレ不況の場合一次産品下落とともに下落リスク。
中国元、HKドル=外資の供給が止まればたちまち発火。世界恐慌の火元になる可能性大
アジア通貨=中国とデフレ競争で、世界的デフレ不況の波の影響、被害大きい予想。
中国元、HKドル=外資の供給が止まればたちまち発火。世界恐慌の火元になる可能性大
南米通貨、ロシア東欧通貨=問題外
ノルウェイクローネは石油価格高騰時にはいいかも、でもよく解らない。
サウジアラビアンリヤル 良さそうでも、王家転覆計画が存在、やっぱ問題外。
その他中東通貨も戦争リスク。インドルピーも核戦争リスクともに問題外。
番外 金、貴金属=デフレ不況下では価格下落するリスク。
ドル通貨の保有を止めたとしても、必ずどこかの通貨を選ばなくてはなりません。米ドルが売られるとしたら、どの通貨代わるのでしょうか?
確かに、米ドルも、御説正しければ、交換停止の危険きわまりないのは認めます。しかしここ2.3年とも思えません。10年後、20年後のことであるなら、まだ目先は米ドルを消極的ながら、選好せざるをえないのも事実。ユーロ、CANドル豪ドル、ポンド、各通貨もそれぞれリスクをはらんでいるが、円単独で保有するよりは危険分散になるでしょう。
それでは、通貨に代わる価値評価、保存、交換システムの誕生はありえるのでしょうか?
10年内に、米ドルが交換停止して、世銀国際決済通貨?に取って代わられることは、現状では現実感に欠けると個人的には感じています。
先日も同じ疑問をぶつけ、またかとお思いでしょう。毎日為替の判断を求められる、現場作業員の立場からすると、理論より現実の判断はリアルで切実。一連の、私の為替の投稿チェックしていただくとリアルな作業現実の一端が判ると思います。115円台突入時はビビリましたが、ドルは買いと判断目先105円は ないと、自分を納得させる為の投稿でした。
http://www.asyura.com/2002/hasan11/msg/837.html
http://www.asyura.com/2002/hasan11/msg/843.html
http://www.asyura.com/2002/hasan11/msg/856.html
http://www.asyura.com/2002/hasan11/msg/862.html
120円に戻った今回もそうです。8月14日以降不正会計疑惑のリスクが軽減され、ドルが強ふくむ、と判断しています。一時的には、116.7円台もあるが、そこは、120円以下でドルを買える今年最後のチャンスと判断しています。
また同じ矛盾、疑問を抱く旨はご理解をしていただければと思います。