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(回答先: これからの日本の行方はイバラの道。それでも進むしかありません。 投稿者 匿名希望 日時 2002 年 7 月 29 日 05:27:24)
>賃上げによる消費回復策は無理
それが無理だというのであれば、それは政官財の癒着によるものです。
確かに国際競争力云々は言われていますが、日本の製品そのものはいまだに世界のトップの品質を保っています。労働コストの上昇は為替レートの変動である程度相殺されます。それほど気にする必要はないのでは?
むしろそうした企業側の痛みこそが、将来永続的な経済成長を続けるための「構造改革の痛み」であるといえます。
今企業が行っていることは、単にバブルのつけを労働者に押し付けているだけです。
>市場主義礼賛の米国型か高負担高福祉の欧州型かという選択
?
ここで社会保障の話を持ち出すのはナンセンスでは?
過剰資本はアメリカ型、欧州型どちらでも起こりうることです。
政府部内では財界の意見が優勢を占めているようですが、そんなのは単なる脅しに過ぎません。彼らは自分たちの目先の利益にしか興味がありません。日本のことなどどうでもよいのです。彼らの意見に反することを行ったことに対する代償といえば、政治家の政治献金と官僚の天下り先が減ることくらいです。
彼らの行動は、罰則を伴った実行力のある法律で制限できます。私はあっしら氏の主張に全面的に賛成です。それはまだ余裕のある今だからこそ可能です。中国企業の輸出攻勢の強化や、財政赤字がさらに膨らんで、増税せざるを得ない状況に追い込まれるとそれも不可能になります。
今のうちに早く根本的な手を打たれることを願っております。