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ブラジル左派大統領候補ルーラー氏債務履行を明言。
日本での報道が少なく知りませんでしたが、6/22の労働党政策発表で明言しているとの情報です。
ブラジル左派大統領候補ルーラー氏が、6/22に発表した政策は概ね好意的にマーケットでは受け止められている。経済成長を重視する政策。公的債務履行を確約、インフレ抑制、財政改善に取り組む。国内債務の再交渉は提案しない。民営化には反対だが、既に民営化された案件は見直さない。民営化に絡んだ汚職を徹底解明。場合によっては民営化取り消しも検討。経済の脆弱性を克服する為輸出促進、国内の市場活性化を主張。
ルーラー氏は過去3回1989年1994年1998年立候補しているが、その一番問題視されていた主張、対外債務問題の政策の変遷をご紹介。
1989年 対外債務契約は正当性に欠け支払不能支払停止を主張
1994年 対外債務契約の見直し。支払停止を主張
1998年 対外債務とその履行につき言及せず
2002年 対外債務契約尊重しすべての契約を履行する。
現在 以上の主張を元にルーラー候補は選挙戦を戦っているそうです。8月20日のテレビ演説日までに与党候補の追い上げが一切ない場合、再び市場が受け入れない政策を再び出す懸念もないわけではないが、現実的政策転換で支持を集めているのも事実だそうです。
私も不勉強だったので、詳しく調べてみたら、内の会社も立派なもんだだね、いろいろとアナリストレポート資料が出ていました。まとめたのがこの文です。
元ブラジル経験者さんあたりは、またなんか書いてくるでしょう。最新情報があったら教えて下さい。情報もとのアナリストレポートが大本営発表だったらやばいんでね。