現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 簡保資金、初の運用含み損=株式市場低迷響く−01年度(時事通信) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 7 月 12 日 17:35:33)
総務省が12日発表した郵政3事業の2002年3月期決算によると、郵便事業は80億円の黒字(前年度は100億円の赤字)に転じ、郵便貯金も9000億円の黒字(同1兆2969億円の赤字)になった。郵便、郵貯の黒字はともに4年ぶり。また、簡易保険は、前年度並みの1714億円の剰余金を確保した。
郵便事業が改善したのは、来年4月の郵政公社発足に向け、約2000人の人員削減や輸送コスト削減などの合理化策を進めてきた効果が出たためとしている。ただ、企業の売上高に当たる収益は、前年度より349億円減の2兆2075億円にとどまり、郵便事業が伸び悩んでいる現状が浮き彫りになった。民間との価格競争が厳しくなれば、再び収支が悪化することも予想される。
郵貯の黒字転換は、高金利のバブル経済期に預けられた定額貯金の集中満期がピークを過ぎ、資金の運用利回りが改善したためだ。
一方、郵貯・簡保資金の一部を運用委託している簡易保険福祉事業団の含み損が、株式市場の低迷により前年度末の3兆8623億円から5兆6467億円に膨らんだ。
(7月12日12:41)