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(回答先: 私の考える幸せの経済学 投稿者 楽観派 日時 2002 年 7 月 09 日 20:27:32)
通貨が絡まない経済取引は経済学の対象にはなりません。
端的に言えば、お金がもらえない労働は「労働価値」を伴いません。
例えば、同じ繕い物やアイロン掛けでも、家族のためにやってあげたことは「労働価値」がないもので、お店でやれば「労働価値」が生み出すものとなります。
別の例としては、休日を、ゴロ寝で過ごしても、掃除に精を出して過ごしても、経済学的にはまったく同じことをしたことになります。
また、愛する人とのセックスは無料ですし(最近は有償もあるようだがそれは家計内の通貨移転なので経済学の対象外)、友人をもてなしても対価をとりませんが、風俗やレストランに行けば有料になります。
「幸せの経済学」は、「労働価値」を生み出さない労働(人の活動)に従事する時間を極大化することで計られるというのはどうでしょう。
(逆に言えば、「労働価値」を生み出す労働に従事する時間をどれだけ極小化するかということになります)
「労働価値」を生み出さない活動は、ごろ寝・スポーツ・ボランティア・音楽・研究・セックス・宴会・家造りなどなんでも当てはまります。ただ、その活動に対する報酬はないと言うだけです。