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(回答先: 朝日生命〜保険料収入が2割減、解約率も15.4%-戦後初の経常赤字(東京 6月4日ブルームバーグ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 04 日 17:18:11)
朝日生命保険が4日発表した2002年3月期決算は、経常損益が667億円の赤字(前の期は959億円の黒字)と、初の赤字に転落した。財務体質の健全化を進めるため、有価証券の減損処理に伴う評価損2889億円(うち株式が2882億円)を計上。危険準備金を1158億円取り崩したが補いきれなかった。株式の売却損も約2200億円に達したが、うち一部を特別損失として処理したため、株式会社の最終赤字にあたる当期損失は1495億円(前の期は当期剰余802億円)となった。個人保険については一部特別配当を実施するが、99.9%以上を無配とする。
前期の解約・失効高は前の期比75.3%増と急増。格付けの低下が響いたほか、2月にミレア保険グループの東京海上火災保険との生保事業の早期統合交渉を白紙に戻した影響が出た。特に2月の解約高は前年同期比4.7倍になった。ただ、直近の解約・失効高は「沈静化しており、もう少しで平常の状態に戻る」(山田外茂雄取締役)と説明している。