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(回答先: “ダブヤ一派”は愚か者の集団でも突出した集団でもありません 投稿者 あっしら 日時 2002 年 9 月 26 日 18:39:41)
あっしらさんへいつもていねいなレスありがとうごどいます。
現時点での小生の認識を披瀝します。
まず9.11アタックの真相について。これは良く分かりません。ペンタゴン特攻とペンシルベニアで墜落した旅客機については、うさんくささが残ります。ヘンシルベニアについては、身元不明者5人をアーリントンに無名戦士として埋葬した、というのもヘンな話ですね。諜報機関のメンバーや軍の特殊部隊メンバーは、死亡時にも、それを公表せず、家族にも死んだ場所を知らせない、つまり無縁仏扱いをする、という話を聞いたことがあります。身元不明といっても、民間人をアーリントンに葬ることはないでしようから、身元を公表できない軍人が搭乗していた、ということでしょう。
ペンタゴン特攻も色々、指摘されていますが、小生の知り合いのワシントン在住日本人は、たまたま、あの朝、ペンタゴンシティに用があって車でペンタゴンの近くを通った際に、旅客機が突っ込むのを見た、といっています。別に諜報機関などとは何のつながりもない人ですので、やはり、旅客機が突っ込んだのかも知れません。
ペンタゴンとペンシルベニアが謀略で、WTCがアルカイダ、ということは考えられないので、真相は(小生にとっては)不明のままです。
ダブヤの心境は「もう1度、テロ・アタックを食いたくない」ということでしょう。もちろん、中間選挙やワシントンの政治力学、石油産業や軍事産業、多分、カーライルのことなども頭にはあるでしょうが、インドの首相の名前も知らなかった男に「フセイン・マクマホン条約」とか「サイクス・ピコ条約」など十分に分かっていた筈もないでしょうから、グランドデザインを描けるとは思えません。どうも、ダブヤは、イラク攻撃もつまらない行政命令も実務的に同列で処理したがるタイプのようで、ひとつひとつの決定を深く考えはしないようです。テキサス州知事時代に、全米一の死刑を行ったことは有名ですが、すべてを実務的に処理するという性格がでているようです。まあ、それと、テキサス州知事5年、その前はテキサス・レンジャースのオーナーという経歴では、やはり大統領は無理。ハーバードでMBAを取った、というだけが「取り得」ではね。
ハードライナーどもは、どうもアイソレーショニスト(孤立主義派)とオーバーコミットメント派が混在しているようですが、
(言葉の説明は別のスレッドをご参照下さい)、ラムズフェルドらは「ヒューマニズムやカーター以来の人権発想に引っ張られて、圧倒的な軍事力の使用を自制していたら、アラブの馬鹿どもに、とんでもないアタックを食ってしまった。軍備のIT化の結果、もうベトナムみたいなことは起きない」というところでしょう。もちろん、資源争奪などもう少し、難しいレベルのイシューはライスら、知的レベルが上(しかし、よりタチが悪い)がハンドリングして提言している、と思われます。
ただ、「世界支配者」などと買い被るレベルの政権ではどうもないようです。ワシントンでは、「ダブヤは1期でお終い」という声が強まっており、ちょっと前に流れた「パウエルは1期で辞任」説も、先を読めるバウエルが”勝ち馬”に乗り換えよう、としたためだ、などとまことしやかに解説されています。ゴアやダシェルの最近のダブヤ批判もこうした流れを呼んでのことのようです。イラク問題すら乗り切れないかも知れません。
以上が雑駁ですが、小生の見方です。ご批判、ご意見よろしく。