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(回答先: 分断された民族の価値観融合過程と「個人崇拝」の問題 投稿者 あっしら 日時 2002 年 9 月 23 日 01:15:33)
>この違い(対立)を解消する“健全な方法”は、どちらかが相手の価値観を消滅させて、そこの国民を自国の価値観(統治ルール)に組み込むというものではありません。
>経済取引・政治的関係・科学文化共同作業・人的交流などを通じて、それぞれが歴史的に醸成してきた価値観を止揚して新しい価値観に到達したと思われる時点で、それに基づき強固な政治的一体性を実現するほうが健全です。
双方がそれぞれの価値観を止揚して新たな政治的一体性が実現できるとする楽観主義というか予定調和主義が混乱の元だと私は判断しています。北側の民衆に「近代共産儒教国家的価値観」など根づいておらず、将軍様の正体が白日の元にさらされれば、一日で崩壊する類のものと判断しています(ルーマニアなど旧東欧諸国と同じです)。民衆に残るのは、これだけ長きに渡って貧困と抑制を強いられた「失われた50年」に対する恨みだけでしょう。