現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 裏切られた革命 投稿者 /ユー 日時 2002 年 9 月 06 日 11:59:05)
いつの世にも寝食を忘れて没頭したくなるような仕事とそうでない仕事とがあります。そして後者の方が常に大半であることを示しました。そうした冷酷な現実がある中で、高い生産性と創造性を社会全体として最大化するには共産主義では無理があるのではないか。歴代のソ連指導者達が行ってきたビホウ策を幾ら積み重ねても空しいことなのではないか。やるなら中国のように「そのまんま資本主義じゃねーか」と言われるようなラディカルなものでなければ成功しないのではないか(中国内における社会主義的な部分は今でも死んでいます)。そういう問題意識です。
理想的理念としての共産主義は共鳴できる部分もあるし、資本主義陣営の政策にも数々の影響を及ぼしてきたのは歴史的事実です。しかし、社会のメイン・エンジンとしては機能しない。修正資本主義は存立しえたが、修正社会主義(共産主義)は原理的に自家撞着に陥る矛盾を抱えているのではないか、という話しです。