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(回答先: 近年の政治的混乱 投稿者 書記長 日時 2002 年 8 月 11 日 18:51:33)
政治家が特定の地域や特定の業界・団体のために働くのは途上国の特徴です。このような国では政治家は国民の代表ではなく、その政治家に寄付や賄賂などの利益を与えている特定の「集団」「個人」のために働いているのです。これを「従来からの慣習だから悪いことではない。」と言っていたら政治の先進国にはなれません。
日本では未だ国民が先進国の政治意識を持てない段階にあるので書記長さんのご意見に納得してせっせと献金を続けているのです。しかし漸く企業献金は禁止になりますね。
田中真紀子や辻元と共産党との違いは「定められた手続きがされていたか否か。」だけです。秘書が実際に貰う給与との差額を「寄付・献金」として届けてあったか否かでしょう。
国から公設秘書に支給される給与の額が多すぎるために他のスタッフと釣り合いがとれず、このような慣習が定着しているのでしょう。公設秘書に国から支給される給与が逆に悪ければ議員は自腹を切って差額を秘書に与えねば誰も秘書を引き受けてはくれません。田中氏や辻元氏の違法行為とは極軽微な違反、議員辞職を強いられる種類のものではないと思います。これが許されないとしたら日本に政治家は一人も居なくなります。法律に則って行われる献金(実質は賄賂)の方が何十倍・何百倍も悪質です。これを「日本のよき慣習」と勘違いしている方々も残念ながら大勢いるのです。なにしろ後進国なものですから仕方がないのです。