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銀行の不良債権の査定方法などについての議論がかまびすしいが、僕には、どうも、この機会を利用して自分たちの不正行為をうやむやにして、十把一絡げにままで処理をさせたいと言う風潮があるように思えてならない。
もちろんの事、中国などの台頭によるデフレもその原因の一つであろうが、現今の国家破産に近い状態になるには、とても外圧だけでは、かくも酷い状態にはならないと思う。当然そこには政治や金融業界などの重大な背信行為が加担していると痛切に感じている。
考えてみると、これまで我々は、その原因について真剣な討議を重ねたことがあるだろうか?総てを外圧のせいにして、うやむやの内に済ませてしまおうと考えたことは無かったろうか?原因の究明なくして解決策は出てこないと思うのだが、「今苦しいから何とかしてくれ」という声しか聞こえてこない。非常に残念なことだ。
この原因の追求を始めれば、当然のこと、国内の体制にも大きな傷口が開くと思う。場合によっては、政界・官界・財界・地下の世界の秩序に大きな変化が起きるかも知れない、それくらい大きな問題点が検討も反省もしないままに見過ごされようとしているのである。これで良いのか?
アメリカの動きは、むしろ我々よりも正しく真の原因を掴んでいるから、いまのような動きとなっているのではないかと思っている。
このままで、うやむやの内に済ませてしまえば、日本の再興などとてもおぼつかなくなるだろう。
どこかに良識が残っているだろうと淡い気体を込めて待っていたが、どうも期待はずれに終わりそうだ。このままで推移するならば、かなわぬまでも、情報を発信する側に立たなければならない。
考えるだけでも鬱陶しい...。