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(回答先: Re: 「田中外相“解任”」→「八尾恵さん“拉致告白”」→「9・4“不審船騒動”」→「9・17日朝合意」 投稿者 小川 日時 2002 年 9 月 25 日 22:27:40)
小川さん、こんばんわ。
すみません、いい比喩が思いつかなかったもので汚いタイトルになりました。
違和感をいろいろ指摘していただくのは、自分の考え方を見直すきっかけになるので助かります。
>詐欺は詐欺でしょうし、強姦は強姦でしょうし、拉致は拉致で、オルグではありませ
>ん。
「詐欺は詐欺でしょうし、強姦は強姦でしょうし、拉致は拉致」だと思いますが、成年に対するオルグやリクルートはどう言っても拉致ではありません。
北朝鮮に入国してから本人の意思に反して出国できない状況に置いていたとしたら、“監禁”と言えるとは思います。
騙しオルグや騙しリクルートは、「スケコマシ」と同等だと考えます。
有本さんたちへのオルグやリクルートに“騙し”が入っていれば、それはそれできちんと非難されなければならないと思っています。
(「スケコマシ」の被害者に対するのと同様、成人した日本人としては北朝鮮に関する知識が欠けているという批判もしますが...)
「北朝鮮拉致問題」に関して留意しなければならないのは、日本人すべてが「反北朝鮮」ではないということです。日本人のなかにも、“主体思想”バンザイという人がいたし今でもいるのです。
親の反対を押し切ってでも、北朝鮮の実状を見たいとか、“主体思想”を現地で学習したいと考えた人がいても不思議でもなんでもないのです。
ここ10年であれば、北朝鮮への渡航も通常のパスポートで可能になりましたが、それ以前であれば不可能でした。
>その感じは、豊田商事なんかの詐欺商法に騙された被害者への批判に対する気持ちに
>通じます。よく言われるのは、そうした詐欺事件の被害者が「強欲だったから」、
>「高利に目がくらんで」などの批判です。
被害者に対するそのような批判は重要です。
相手が詐欺罪で投獄されても、預けたり投資したお金がほとんど返ってこないというのが詐欺事件の実態です。
これまでの報道ぶりを顧みれば、被害者に対する批判が少なすぎるくらいです。
>映画「告発の行方」でも加害者をかばう論理に使われていましたが、性犯罪にあった
>女性を「挑発したから」だとか「煽情的な服装をしていたから」という理由で批判す
>ることにも通じます。
「挑発したから」だとか「煽情的な服装をしていたから」という理由で加害者をかばうことはしませんが、挑発的な振る舞いや煽情的な服装はやめた方がいいと女性には忠告します。
(電車のなかの痴漢被害はおとなしそうな女性が多いとも聞きますから、おとなしそうに見せているのではダメですが...)
オヤジは、青信号の横断歩道をそのまますたすた渡ると、「青信号でもきちんと左右を確認しなさい。法律的に相手が悪いということになっても、痛かったり死んだりするのはオマエなんだから損だろ」と言っていました。