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(回答先: 審議会は他社本に高評価 つくる会教科書採択の愛媛教委(朝日8/16) 投稿者 YM 日時 2002 年 8 月 17 日 18:51:24)
http://mytown.asahi.com/ehime/news02.asp?kiji=1697
愛媛朝日コム
扶桑社版 教科書採択 「指導要領 最も沿う」
−− 県教委委員長ら会見 −−
県教育委員会(井関和彦委員長、6人) が15日、来春開校の中高一貫教育校3校の教科書として「新しい歴史教科書をつくる会」 主導の中学校歴史教科書(扶桑社版) を採択した。会議後、井関委員長ら委員全員が県庁で記者会見し「学習指導要領に最も沿っている」 などと述べた。会見の主なやりとりは次の通り。
−−採択の理由は?
井関委員長 日本語の起源、神話など、日本には独特の文化があり、それが風土と先人の努力のたまものであることが一貫して述べられ、人物をコラム形式で豊富に取り上げている。学習指導要領に最も沿った教科書であると、全員の意見が一致した。
−−審議を公開しなかった理由は?
井関委員長 意思決定の中立性を保つためもあるが、(教科書選定の資料をつくった)選定審議会の答申内容を決定まで公開はしないことになっているので、今日は非公開にした。
−−批判がある中での採択だが。
井関委員長 教育委員会の公正な判断で採択させていただいたと理解している。
−−加戸知事の「教科書問題は県政最大の課題」 という発言があったが、影響はあったか。
吉野内直光教育長 一切ありません。我々は我々の責任と権限でやっていますから。
−−中国・韓国などの反発が予測されるが?
井関委員長 日本の教科書は日本の問題で、韓国や中国からとやかくいわれる筋合いではないかなという気がする。中国、韓国にいわれる通り直していくのはむしろ主権国家としておかしい。
−−今後の市町村立の中学校の採択に与える影響は。
吉野内教育長 わかりません。各市町村の教育委員会がすることですから。
賛否両派が 集会や会見
扶桑社版歴史教科書の採択を受けて、反対、賛成両派が記者会見するなどした。
採択に反対していた市民団体「戦争賛美の『つくる会』 教科書採択のNO大集会実行委員会」 のメンバーらは、県庁前で抗議集会。リレー形式のハンストをしたメンバー(47)は「密室でしかできないようなことだから、公開できないのだろう」 と話し、別のメンバー(58)は「人の命を奪う戦争を賛美する教科書を子どもたちに使ってほしくない」 と憤った。
また、松山・日本コリア協会(会長、東俊一弁護士) も会見して「韓国・朝鮮との友好を進める団体として、子どもたちがこうした教科書で教えられることは放置できない」 と、採択の撤回を求めていくことを明らかにした。
一方、「つくる会」 副会長の藤岡信勝・東大教授は記者会見して「教科書改善の動きに明るい展望を与える」 と話した。また、県教科書改善連絡協議会の宮川康会長も「これまでの教科書は自虐史観を刷り込んでいたが、扶桑社版教科書で自分たちの歴史を取り戻していきたい。幅広い団体に呼びかけ、運動を拡大する」 と続けた。(8/16)