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(回答先: 扶桑社版 教科書採択 「指導要領 最も沿う」県教委委員長ら会見(愛媛朝日コム8/16) 投稿者 YM 日時 2002 年 8 月 17 日 18:56:40)
愛媛新聞8月20日3面
扶桑社版歴史教科書 新田青雲は不採択
教員ら審議「校独自に決定」
歴史教科書採択問題で、県立中高一貫校と同様に来春開校する新田青雲中等教
育学校(石丸和弘開校準備委員長、松山市山西町)は十九日までに、文部科学省
の検定を通過した八社の中学歴史教科書から、東京書籍版を採択した。この結果、
県内の公私立中で、扶桑社版を使用するのは、県立ろう、養護学校の一部と県立
中高一貫校三校だけになった。
私立中の教科書採択については、最終的な採択権は各学校長が持つ。
新田青雲によると、同校の教員らが七月から数回、教科書について審議。教員
が教えやすい▽記述が分かりやすい▽同校の教育内容に合致している−などの観
点から、東京書籍版の採択を決めた。県立一貫校で採択された扶桑社版について
は、特に意見は出なかったという。今月中旬までに県教委義務教育課に採択結果
を送付した。
十五日の県立一貫校教科書採択の際にも参考とされた、現場教員や市町村教育
長による「教科用図書選定審議会」の研究資料も県教委から新田青雲に送付され
た。
同校は「私学の立場から独自に教科書を決めた。県教委は県教委として十分検
討し(扶桑社版)を採択したのだろう。県教委の決定が新田青雲の採択に影響し
たことはない」と話している。
新田青雲は、大学進学のための学力養成を目指す中高一貫校。共学で一学年定
員八十人。新田高敷地の北東部に三階建て校舎を建設している。