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(回答先: 扶桑社より東京書籍評価 愛媛県教委の審議会答申 (河北新報8/16) 投稿者 YM 日時 2002 年 8 月 17 日 18:48:59)
http://www.asahi.com/national/update/0816/019.html
来春開校の県立中高一貫教育校の教科書として「新しい歴史教科書をつくる会」主導の歴史教科書(扶桑社版)を採択した愛媛県教育委員会(井関和彦委員長)が審議の参考にした「教科用図書選定資料」で、検定合格8社中、東京書籍版の評価が最も高く、扶桑社版など4社は2番目だったことが16日、わかった。県教委高校教育課は「優劣の評価ではなく、あくまでも参考資料だ」としているが、採択に反対する市民団体は「資料の評価を無視した採択はおかしい」と反発している。
選定資料は、県内の中学校長や市町村教育長ら15人による審議会が、8社の教科書について内容や分量など5項目を評価。6人の教育委員には7月中旬に配布された。
資料では、「学習指導への配慮」と「総合所見」の項目で、東京書籍版を「極めてよく配慮されている」と評価。扶桑社版を含む4社は「よく配慮されている」として1ランク下の内容だった。それ以外の項目では、5社とも同じ内容だった。
「子どもと教科書全国ネット21」の俵義文事務局長は「教育委員は、校長らがつくった資料を最大限尊重すべきだった。資料の評価と採択結果が逆転したのは、教育的視点ではなく、政治的判断を優先させたためではないか」としている。 (17:33)