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NYのWTC跡地再開発において、建築設計コンペが行なわれる模様。
これは非常に面白い話題。
まず誰が審査委員に選ばれるのかに興味がある。
次に誰が設計競技に勝ち残るのか?
建築設計に興味が無い人、また今まで知らなかった人も
このWTC跡地再開発のコンペはこれから最大の関心事になるだろう。
ちなみに破壊されて跡形も無く消え去った旧ビルの設計者は、
日系人の「ミノル・ヤマザキ」。
私の個人的な趣味で勝手に競技勝利者の希望を言えば、
イラク出身の女性建築家「ザハ・ハディド」を第一に推す。
彼女なら全ての意味において「最高」の再開発が完成するだろう。
または伝統的な西洋およびアメリカ建築の文脈から完全に逸脱している、
「フランク・ゲーリー」。
建築建設業界は日本、海外を問わず、昔から「奴等」「あっち側」「裏の支配者」等々の
完全な本拠地。これは言うまでも無い。
この設計競技は色々な意味で非常に興味深い。
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■NY世界貿易センタービル周辺再開発で国際コンペ
【ニューヨーク14日=勝田誠】
米同時テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル周辺地区の再開発問題で
「再開発公社(LMDC)」は14日、7月に公表していた6つの原案を破棄し、
新たな開発計画案を募集すると発表した。
原案は市民らから、「何のメッセージ性も感じられない」「中途半端で退屈」などと酷評されていた。
同公社は今後、世界のメディアに各国語で広告を掲載し公募。
応募者は8月19日から9月16日まで大まかな構想を提出する。
このなかから選ばれた「5チーム」は11月末までに最終計画案を提出し、
同公社は年末までに、3案に絞り込むが、最終決定は2003年2月以降にずれ込む見通しだという。
同公社は、市民を交えた議論のなかで浮かび上がった応募に当たってのガイドラインも公表。
<1>復興精神を世界に示すシンボルの建設
<2>同ビルが建っていた区画は保存する
<3>商業・文化施設のほか住宅施設も盛り込むことなどに留意するよう求めている。
崩壊現場の全敷地(約6万5000平方メートル)の利用や斬新なデザインを巡って
「世界最高の才能を探す」(同公社)国際コンペとなるだけに、今後、注目が集まりそうだ。
(8月15日19:56)
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http://www.yomiuri.co.jp/05/20020815i212.htm