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(回答先: 住基ネットの弊害 投稿者 日時 2002 年 7 月 25 日 10:31:09)
07/26 19:41 専用線でなく危険と日弁連 住基ネット回線に疑義 内政28
共同
日弁連は二十六日、記者会見し、住民基本台帳ネットワーク(住
基ネット)での情報のやりとりが、バーチャル・プライベート・ネ
ットワーク(VPN、仮想閉域網)と呼ばれる方式で行われること
に「総務省の『住基ネットは専用線を使っている』という説明とは
異なり、ハッキングなどの危険がある」と批判した。
VPNは、光ファイバーなどの回線を周波数帯域などで分割して
使い、専用線のように安全な通信を可能にするもの。総務省は「V
PNは専用線と理解されており、企業でも広く利用されている。問
題はない」と反論している。
会見に同席したコンピュータージャーナリストの高間剛典さんは
「VPNも方式によっては弱点が発見されたものもあり、交換機を
使うためハッキングの恐れがある。本当の専用線とは技術的にかな
り開きがあるし、安全度も違う」と指摘。藤原宏高弁護士も「VP
Nの安全性が十分に検証されるべきで、政府の説明は偽りだ」と述
べた。
総務省市町村課の高原剛住民台帳企画官は「二年前の国会でも十
分議論し、VPNが専用回線であることは理解いただいた。論理的
にほかの回線と完全に隔離されており、セキュリティーは万全だ」
としている。
(了) 020726 1941
[2002-07-26-19:41]